アカデミー開校式

昨日は福岡ブロック第29期アカデミー開校式の参加の為、北九州へ行ってきた。今年は福岡JCより31名ものメンバーが出向している。アカデミーに輩出している委員会メンバーの激励に多くの委員長達も顔を出してくれていた。さぞやメンバーは喜んでいたのではないだろうか。私はアカデミー出向の経験はないが、これまで出向した方々の話を聞くと、LOMを超え多くの仲間が出来るいい機会だと口を揃える。是非、楽しんできてもらいたい。

中経協訪問

昨日の午前中には、ふくおか経済の取材があり、午後は中小企業経営者協会の小早川会長のもとへ伺った。中経協では歴代理事長やOBの先輩方が多くいらっしゃり、その小早川会長ご自身も我々の先輩であられる。小早川会長には、今年の福岡JCの事業計画等のご説明をさせていただいた。また、小早川会長が構想される様々なビジョンもお聞かせいただいた。

国際東アジア研究センター訪問

昨日は前北九州市長で現在は国際東アジア研究センターの理事長をされている末吉興一さんを訪ね北九州に行ってきた。そこで本年、当LOMで関係性が深い、アジア協働推進室の青柳副理事長、そして藤、南部両委員長と共にお邪魔した。経済協働においては、アジア各国において風習や慣習が違うので、そこをしっかりと理解していないといけない。そして東アジアはビジネスとして進出できるチャンスのある土壌であることは間違いないと言われていた。しかし、今後多くの民間企業がアジア進出していくには、いちはやく様々な諸問題をフォローするような行政の機関が必要だとも言われていた。永きに渡り北九州市を牽引された末吉理事長から多くの学びや気づきを得られる有難き一日となった。

昨日の出来事

昨日は午前中から歴代理事長である井上博行先輩のもとへ伺った。井上歴代は世界会議をおこなった2004年の理事長をされた。また、2001年の井上貴博理事長のご兄弟でもあり、兄弟で理事長をされたという歴史をもつ。余談であるが親子で理事長をされたのは本年、日本JC顧問である富永太郎君であり、お父さんは第26代の理事長をされた。

さて、その井上博行先輩であるが、このブログでもご紹介させていただいたが、このたび、会社の社長に就任された。それを機に名前の「行」の字を「之」に変えられ、「井上博之」とされたそうだ。皆さんには是非、年賀状等の宛名を修正いただきたいと思う。

井上歴代とは、過去の思い出話や苦労話、そして中洲JAZZの話を中心にお話をいただいた。

その後は、JR九州の唐池社長のもとへ博多シティ開業の当日というご多忙の折、お時間を頂き挨拶に伺った。(詳細は理事長チーム活動報告)唐池社長には、これから九州内で目指すべき事、またJR九州が掲げる計画やその思いについてお話を伺った。その九州をひとつとして考える観光戦略などはとてつもなく素晴らしい計画であられた。そのように私たちも、まちづくりをおこなう上で福岡という括り、そして九州、アジアというそれぞれの角度から見つめなくてはならいという、再認識する良き機会となった。

夕刻から臨時正副理事長会議、そして常任理事会が開催された。

現在、次回のところてん事業をおこなうHKT30(同期会名)のメンバーが臨時正副がはじまる前から事務局前にてPR活動をおこなっていた。しかも会議終了後にも彼らはそこに立っていた。彼らは、福岡JCの正式会員となり一年間経った縁JOY-09(同期会名)の皆さんを祝す為に日夜にわたり準備を進めているようだ。

聞くところによると、今回のところてんはチケットの前売りをおこなわないという。そんな覚悟をもったHKT30の心意気には心を打たれるものがある。当然、縁JOY-09のメンバーのお祝いが目的なのは大前提であるが、JCに入会し、誰しもが登竜門として経験したこの事業において、チケットの事前販売なしにおこなった者はどれだけいるのだろうか。ちゃぶだいの絆(同期会)以来のこの当日販売で計画する彼らの情熱をどうか汲み取って頂けないだろうか。縁JOY-09の今後の益々の活躍とHKT30の入会1年目の花道をメンバー全員で飾ってやろうではないか。

昨日の出来事

昨日はJR博多シティ開業記念式典へ出席した。ホテル日航でおこなわれたのだが、大勢の関係者で賑わっていた。何がともあれ、この2011年は博多シティ、そして九州新幹線の全線開業が福岡という都市にとって大きなうねりを起こす事は明らかである。その勢いに弾みをつけて、どこまで元気な都市を継続しその効果をいかに引き出せるかどうかが課題であるだろう。私たちJCにとっても大きなチャンスであり、その勢いにのってエンターテイメントシティプロジェクトをドカーンとやろうではないか。また国内外からの誘客に結びつける絶好のチャンスでもある。是非、本年卒業でもある誘客推進の南部委員長にはドカーンとやってもらいたい!

その後は青柳副理事長、永江特別委員長とフォーラムのミーティングをおこなった。骨子が出来上がってきた。既に多方面に渡りフォーラムにおけるアプローチをおこなっているようである。

またこれまでに、夜のプライベート活動はブログに掲載したことはないが、今回はあえてUPしたいと思う。昨日はプライベートでの中洲であったが、東京で歌舞伎役者を抱えるプロダクションを経営されるT社長の男気というか、懐の大きさというか、非常に気持ちが熱くなるドラマがあったのでご紹介させていただきたい。

私たちは先に中洲のとある店に入っていたのだが、その後T社長が5人の若い人達を引き連れて登場された。私は会社のスタッフか関係者の方かと思っていたが、T社長は「博多に来たら必ず行く屋台があって、たまたまそこで出会ったんだ。話しをすると、彼らは新潟の長岡から博多の屋台にラーメンを食べる為だけに、わざわざ車一台で博多まで来たっていうんだ。長岡には個人的な想い入れがあるんで、彼らが普段行く事のないクラブに連れてきたんだ」とおっしゃられた。びっくりしてるのは当然、写真にも写っているその5人の若者である。

昔はそのような気風のいい男気ある親分肌の方々が多くいたという話は聞くが、現在でもそのような心厚い方がいらっしゃるんだとびっくりした。その若者達は生涯この思い出は記憶に残る事であろう。その5人はそれぞれ仕事を抱えていて、美容師であったり、土木関係の仕事をしていたりとすごく明るく、みんないい顔をしていた。そんな楽しい時間もお開きとなり、別れ際にT社長は「とにかくコツコツと仕事を頑張れよ」と一言おっしゃり解散した。そんな彼らは、皆で車の中で寝て明日福岡を発つと言っていた。そのような思い立ったら行動する若き情熱と年長者の懐の深さを感じた一日であった。その中間の年齢層にいる自分を振り返り、いずれの力も有していたいものではあるが、志高き情熱や行動力には自信があるが、まだまだT社長の様な懐の大きな男になるには修行が必要でならない。常に日々の研鑽を積み重ねていく必要がある。

また余談になるが、今回のドラマが生まれた屋台であるが、現在では一代限りしか営業できない事になっている。博多から屋台を無くしてしまって本当にいいのだろうか。以前、京都の風情についてこのブログでも話したが、福岡・博多独自の空間、空気感は絶対に残さなくてはいけないと思う。屋台を撤廃するのではなく、しっかりとしたシステムを構築すればいいのである。いつも言っているのだが、パリのオープンカフェのシステムはよく出来ている。歩道にテーブルや椅子を並べて営業しているが、営業者側に行政が借地料を徴収しているのである。その収入だけでも馬鹿にならないようだ。また建築的にもすぐに撤去できるように、工夫された分かりやすい規制がしっかりとつくられている。また周囲には公衆トイレを設置するなどして、現在の問題点を洗い出し、解決策を見出せば何も問題はないと考える。私は屋台に行く事はないが、博多の食文化として絶対に必要とするコンテンツである。旅には必ずドラマがあるが、屋台という小さな空間が県外から来られた多くの方々にとって、記憶に残るドラマが展開されている事を改めて感じた。