ミッション

昨日はアジア誘客推進委員会の最終ミッションとして、ロッテ百貨店前にて東日本大震災の韓国の皆様からの支援に対するお礼と、震災以降に激減している韓国からの誘客の推進事業として、福岡・九州の観光PRを兼ね、ガイドブックの配布をメンバー全員でおこなった。通行される多くの方が、その横断幕に目を向けると、小さな子供から年配の方々まで多くの方々が温かいメッセージを書いてくれた。結果、横断幕の隙間が埋まってしまうほどになった。個と個の触れ合い、そして温かい心を目の当たりにした参加したメンバーは凄く感じるものがあったと思う。

年当初から我々の事業も国を越えてやっていく時代であると申し上げてきたが、今回のソウル・釜山でのミッションはその先駆けとなった。また今回ご尽力いただいた釜山JCのシム会長をはじめ、通訳をおこなってくれアテンドしてくれたパク君、趣旨に理解いただき場の提供をおこなって下さったロッテ百貨店様のお陰であり、心より感謝を申し上げる次第であります。そして、本年ソウル・釜山間が繋がったKTXの試乗見学をはじめ、無事にミッションを遂行した南部委員会の皆さんお疲れ様でした。

いざ釜山へ!

昨日は山本常務と共に、朝の便で釜山へ。空港には釜山JCメンバーが迎えに来てくれ、釜山JCが事業をおこなう会場へと向かった。着くと、昨日から韓国入りしていた青柳副理事長、そして南部委員会のメンバーの姿もあった。その事業とは青少年文化芸術祭という素晴らしき事業である。今年で第25回目を迎えるその事業は、釜山市内における孤児院のこども達が楽器の演奏や踊りなどを各施設ごとに披露するもので、会場前には彼らが描いた絵であったり、写真の作品展示などもされてあった。会場には多くの観客でいっぱいであり、いよいよ盛大に芸術祭もはじまったのだが、びっくりする程に素晴らしいステージばかりであった。ここに来るまでに日々、相当な練習を踏んできたかと思うと、心が熱くなり、込み上げてくるものがあった。一生懸命に頑張っているこども達の姿は、私自身大きな感動をもらい、心が洗濯されたような気持ちとなった。私もサーカス並みの技術で縄跳びをするこども達のチームに、シム会長より声を掛けられ、下関JC中村理事長と共に急遽参加し、恥ずかしながら縄跳びに加わったりもした。また、表彰式では福岡JC理事長賞として、可愛い女児に贈呈させてもらった。

その後は釜山のウォーターフロントエリアでの懇親会、二次会も設営いただき、より一層のメンバー間の懇親が繰り広げられた。福岡JC勢は南部委員会・井村君が大活躍したことを報告しておく。

APCCチャリティコンペ

3月11日の東日本大震災発生以降は様々な対応に追われ、また「がんばろう日本」福岡・九州推進協議会の発足準備等で、ブログの更新がおこなうことが出来ず申し訳ありませんでした。

さて、昨日は毎年の恒例行事でもあるAPCCチャリティコンペが麻生飯塚ゴルフクラブでおこなわれた。今年も多くの企業の皆様、そして福岡ブロック役員の皆様や、福岡ブロック内の理事長をはじめメンバーの多くの皆様にご参加いただいた。本当に「感謝」「感謝」である。

また、設営においては拡大委員会の新嶋委員長を中心にメンバー一丸となって取り組んでくれた。今回は震災の影響で、行政や企業によってはゴルフは自粛というところもあり、大変苦労をされたようだ。しかし新嶋委員会の突破力をもって、例年と変わらぬ参加者数を募ることが出来たのである。

午前、午後の部も無事に終わり、表彰式が終わった後、今回の設営関係者のお疲れ様会が福岡市内でおこなわれた。私も2008年にAPCCの副実行委員長を務めた事もあって、懐かしい顔ぶれで楽しい席となった。そして席上にて新嶋委員長が、今回の成功に至る功労者は委員会内で組織編制された松本佐知子実行委員長である事を、涙ながらに報告した。そこで松本佐知子運営幹事に委員長から花束贈呈がなされたのである。私もウルッときた感動のワンシーンであった。新嶋委員長の心配りには脱帽である。拡大委員会の皆さんお疲れ様でした。

そして、ソウル入りしているアジア誘客推進委員会の一行がしっかりとミッションを遂行してくれたようだ。韓国の皆さんが今回の東日本大震災以降に、おこなってくれた支援のお礼、そして福岡・九州の観光PRとして、ガイドブック等をソウルの繁華街ミョンドンで配布した。

偶然にも観光庁の溝畑長官がソウルで訪日旅行の促進で、記者会見を開くことを知り、18時30分よりソウル・ロッテホテルでおこなわれた記者会見にオブザーバーで参加させていただいた。我々が作成した横断幕を背景に、そしてDO FOR JAPANのバッチを付けて、溝畑長官が記者会見をやってくれたのである。また、街頭での活動ではソウルJCのメンバーにもお手伝いいただいた。国を越えて事業をおこなっていく必要性を訴えてきたが、今回そのような協働での事業が出来た事に心より嬉しく思っている。