昨日の出来事

昨日は第27代の理事長をされ、私にとって大師匠である榎本一彦先輩のもとへ伺った。毎回の事であるが、大きな学びや気づきを与えて頂ける。(詳細は理事長チーム活動報告参照)

話の中で、今度の統一地方選挙のことにもなった。榎本先輩が当時、我々の中から市政を担う人間を送り込もうではないかという動きになり、6人の方が立候補され当選されたようだ。今回も多くの現役メンバーやシニアの先輩方も出馬されるようである。JCの理念でもある、明るい豊かな社会の創造を目指すなかで、そのステージを市政の場でも活躍してくれるのは非常に嬉しい限りで、心強いものである。

また夜は委員会訪問でアジア誘客推進委員会、例会委員会、研修委員会、福岡フォーラム特別委員会、芸術文化創造委員会、拡大委員会、アジア経済協働推進委員会へお邪魔した。

いずれもこれからおこなう事業の方向性について模索し、目指すべき道を決める時期に差し掛かっている。メンバー一人ひとりの知の結集により、信念のある事業計画があがってくることに期待している。福岡という都市を自分たちが創るんだという気概をもって取り組んでいこう。

その委員会訪問の移動中、東北、関東に及ぶ地震について報道されていた。映画で見るような状況が現実の事として起こった。しかも同じ日本国内で起こってしまった。信じられぬ事態である。お亡くなりになった方々には心からご冥福をお祈り申し上げます。早急に私たちが出来る動きをとっていく予定だ。日本JCやブロックとの調整段階であるので、追って連絡するが、LOMを挙げてその支援体制を整えるので、力を貸して欲しい。

委員会訪問

昨日は、国際人育成委員会、青少年育成委員会、広報渉外特別委員会、そして、経済人育成委員会へ委員会訪問にお邪魔した。中でも笠特別委員長の広報渉外では100%委員会を達成したようだ。笠特別委員長は、感動のあまり鼻声で涙目になって挨拶していたが、それはどうやら花粉症であると判明したが、いずれにしろ感動し、メンバーに感謝の念を抱いていたものと思われる。また育成室では西じゃがや、APCCチャリティゴルフの準備に追われているが、グローバルな視点、感覚をもつ国際舞台で戦える人材育成事業についても着実に検討されているようであった。

フォーラム福岡

昨日は事務局にてフォーラム福岡という雑誌のインタビュー取材がおこなわれた。愛読されている方も多いと思うが、あらゆるテーマに基づいて福岡のまちづくりにおける問題定義や今後のビジョンを考えるものであり、JCメンバーには必ず見ていただきたい1冊である。

また理事会も開催された。

東京での活動

昨日は笠特別委員長、志間総括幹事、そして山下補佐と六本木ヒルズや上海環球金融中心など日本の都市づくりを代表する森ビル株式会社へ伺った。昨年末にもお会いさせていただいた、社長室長の成吉様にお時間をいただき様々なお話を伺った。

私は、これまでに幾多もの再開発において、既成概念に挑戦してこられた森稔社長を尊敬している。その信念というか、挑戦するリーダーの精神性などについてメンバー向けにメッセージを頂ける様な機会を頂ければと願い、成吉室長に懇願している。また、森社長は芸術文化においても、様々な取り組みもおこなわれており、それらについてもお話を伺えればと思っている。

その後は私たちの師匠としてお世話になっている観光庁・溝畑長官のもとへ伺うため、国交省へ向かった。今年の事業計画などを報告させていただき、アドバイス等を頂戴した。またアジアからのインバウンドについても、福岡には大きな可能性があるし、福岡JCの皆さんの実行力には大きな期待をしていると言われ、勇気づけられた。また、以前例会にも来られた谷岡さんや、金子委員長が現在マラソンの件でアドバイスを頂いている進藤さんにも同席いただいた。長官のもとへは国内外からの多くの来客があるようで、種類豊富な被り物も用意されており、せっかくの機会ということで皆で記念撮影をおこなった。お会いさせてもらうたびに思うことだが、本当に溝畑長官には感謝の気持ちでいっぱいである。

だんだんボックス

昨日は朝一番から東京へ向かった。だんだんボックスという障害者の方がデザインした、ダンボール箱を販売し、経済的に自立する仕組みをつくっていこうという目的をもった「だんだんボックス実行委員会」の発起人会が日比谷の松本楼にておこなわれた。写真にあるように素晴らしい感性で描かれている立派な作品である。発起人には以前、九州大学の総長をされていた梶山千里さんや各界を代表する方々をはじめ、私たちのOBで歴代理事長でもある河邉先輩、そして歌舞伎役者の中村獅童さんや、昨年の山野委員会で講演をいただいた、湯布院玉の湯の溝口会長も発起人として来られていた。既に溝口会長の玉の湯では、お客様が送られたりする荷物の梱包材に利用されているようだ。また日本郵政の副社長もゲストとして参加されており、一部の主要郵便局で「ゆうパック」向けに発売も開始されてるようで、多方面に渡り広がりを見せているようだ。実行委員会の神崎代表は「宅急便でこのだんだんボックスを世界中に流通させ、優しさのネットワークを広げたい」と熱い想いを持たれている。このダンボール箱の売り上げの10%がデザインを手掛けた障害者に支払われる。福岡フォーラムでもこの「だんだんボックス」を展示するスペースをつくり広く発信したいと思っている。