会頭座談会

昨日は日本JC福井会頭と福岡ブロック21人の理事長との座談会が久留米の地でおこなわれた。21人の理事長が会頭に意見や質問等をおこなう形式であり、私は日本JCと中国との現在における関係について話を伺った。本年福岡JCが掲げる「アジアとの協働」をすすめる中で、JCが存在しない中国をどのようなカタチで切り拓いていくかを考えている事もあってお伺いした。聞くと、そもそも東京JCと中国の全青連という組織との付き合いがきっかけとなり、それを日本JCが現在継承しているようで、30年近い交流がおこなわれてきたようである。今後は次なるステージとして、民間交流から一歩前進させ、事業交流をおこなっていく予定であるという。日中5ヵ年計画というものを掲げられているようで、各地の行政単位で結んでいる姉妹都市などを基に、全青連の支部とLOMとを結んでいければと言われていた。参考までに紹介するが、福岡市は1979年に広州市と姉妹都市を結んでいる。現在福岡JCは、アジアでは香港城市JCと釜山JCと姉妹・トリオとして長きにわたり交流してきた。また、今後も新たな姉妹JCが出来るかもしれない。私たちメンバーや地域にとって新しき価値や可能性が見出せるのであれば、姉妹提携を考えてもいいのではと考える。











九州新幹線試乗

昨日はいよいよ開通する九州新幹線の試乗に招待され、博多-熊本間を往復してきた。その真新しいホームにN700系が入ってきた。内装にも様々なこだわりが随所にみられ、博多織を使用するなど、九州の伝統文化も同時に発信するという、実に考え抜かれているものであった。

そんな中、バッタリと福岡・博多の老舗和菓子舗を営まれるM会長にお会いし、隣にご一緒させていただいた。話を聞かせてもらうと福岡県観光土産品協会の会長もされているという事で、県内における魅力ある土産品のPRイベントなどをおこなったりされているようだ。ゆっくりとお話をさせて頂くのは初めてだったので、JCや仕事の話をさせてもらった。また、凄くセンスのある紳士的な会長なので、ファッションや車、海外での思い出話など、多岐に渡って会話する時間に恵まれた。歳を重ねてもM会長のように、男としてお洒落で格好良くありたいと思った。そんなこんなであっという間に博多駅に着いてしまった。景色は一切見ていないが、とにかく熊本まで33分である。降りると同志の加藤副駅長が迎えてくれた。加藤君ありがとう!

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犯罪のないまちへ!

昨日は「犯罪のない安全で住みやすいまちづくり推進本部」の総会がおこなわれた。

福岡市における犯罪の認知件数は、平成14年をピークに年々減少傾向にあるようだが、平成22年の刑法犯の認知件数(暫定値)を、人口千人当たりの発生件数でみると、19政令市のなかで、ワースト3位ということである。重点対象罪種においては強制わいせつ等が3位であり、その中の凶悪犯罪である強姦については1位という事態であるようだ。実に恐ろしい限りである。また平成22年ワースト5位以内の重点対象罪種(暫定値)をあげると、

自転車盗 2位/オートバイ盗 1位/自販機ねらい 2位/強制わいせつ 3位/

空き巣 3位/ひったくり 5位  

※強制わいせつ等には「強制わいせつ」と「強姦」を含む

福岡市の過去20年間の刑法犯認知件数の推移をみると、平成14年の168,190件のピークから年々減少し、平成22年は27974件となっている。それらの取り組みとして、警察の日頃の努力もさることながら、防犯カメラの普及や市民・地域が結成する自主防犯団体の活動も大きく影響しているという。約240もの活動団体が存在するようである。世界的に見れば安心安全かもしれないが、そのような課題もあることを皆さんにお伝えしたい。














水辺を活かすまちづくり

昨日は今年で23回目を迎えるアジア太平洋こども会議の理事会、総会がおこなわれた。会場は現在APCC理事長であられる麻生泰様の百道浜にある麻生商事にておこなわれたが、オーシャンビューの素晴らしい会議室で、ガラス一面に広がる海を眺めながらの会議であった。私はとにかく海が大好きである。眺めていると心が落ち着き、ジンワリと力が湧いてくる不思議な力を与えてくれる。そんな海好きもあって以前、百道浜の海の見えるマンションに住んでいたが、海を見る事はほとんど無かった。夜中帰って、朝出掛けてという繰り返しであったので引っ越してしまったが・・・


余談はさておき、皆さんにお伝えしたい事は、志賀島やアイランドシティの福岡市東部から西のマリノア周辺までの沿岸部を地図で眺めてほしい。何か感じるものがあると思う。何か発想できると思う。また、物流機能・港湾機能・商業エリア・住居エリアとかを勝手にイメージしてみたりすると、何かと課題が見えてくるものである。先般、横浜の方と話をした際に、福岡・博多は港のイメージはまったく無いという。またリゾート的要素も感じないという。九州で港といえば、「長崎」リゾートといえば「宮崎」だと言われていた。海のイメージがあまりないようであった。横浜や神戸といわれれば、海をイメージする人は多い。もっと海を感じる福岡のまちへとチャレンジしていくべきだと本気で思う。3月には遂に那珂川の水上バスが運行されるようだ。どのような魅力的要素を備えたものなのかはまだ分からない。しかし、一歩前進である。いずれにしろ、水辺を活かしたまちづくりは古く昔から福岡JCは声を上げてきた。昨年のアジア交流首都宣言に基づく未来ビジョンをカタチにしていこうではないか。










福岡商工会議所訪問

昨日は福岡商工会議所の河部会頭のもとへ挨拶に伺った。詳細はレポートを見ていただきたい。しかし、河部会頭は就任以来、様々なアジアを見据えた計画、またプロジェクトの実行をおこなわれてきている。本年私たちが掲げる「アジアとの協働」やエンターテイメント室のアジアシティマラソンなどは大きな力添えを頂けそうである。またお互いに情報の交換をはじめ協働でおこなっていけるものは一緒にやっていこうではないかとお言葉をいただいた。また、「食のエンターテイメントも面白そうだ。」と話に花が咲き、河部会頭の熱き情熱に触れると世代の若い我々はもっと熱くならねばならないと感じたものである。