東京での活動
昨日は笠特別委員長、志間総括幹事、そして山下補佐と六本木ヒルズや上海環球金融中心など日本の都市づくりを代表する森ビル株式会社へ伺った。昨年末にもお会いさせていただいた、社長室長の成吉様にお時間をいただき様々なお話を伺った。
私は、これまでに幾多もの再開発において、既成概念に挑戦してこられた森稔社長を尊敬している。その信念というか、挑戦するリーダーの精神性などについてメンバー向けにメッセージを頂ける様な機会を頂ければと願い、成吉室長に懇願している。また、森社長は芸術文化においても、様々な取り組みもおこなわれており、それらについてもお話を伺えればと思っている。
その後は私たちの師匠としてお世話になっている観光庁・溝畑長官のもとへ伺うため、国交省へ向かった。今年の事業計画などを報告させていただき、アドバイス等を頂戴した。またアジアからのインバウンドについても、福岡には大きな可能性があるし、福岡JCの皆さんの実行力には大きな期待をしていると言われ、勇気づけられた。また、以前例会にも来られた谷岡さんや、金子委員長が現在マラソンの件でアドバイスを頂いている進藤さんにも同席いただいた。長官のもとへは国内外からの多くの来客があるようで、種類豊富な被り物も用意されており、せっかくの機会ということで皆で記念撮影をおこなった。お会いさせてもらうたびに思うことだが、本当に溝畑長官には感謝の気持ちでいっぱいである。
だんだんボックス
昨日は朝一番から東京へ向かった。だんだんボックスという障害者の方がデザインした、ダンボール箱を販売し、経済的に自立する仕組みをつくっていこうという目的をもった「だんだんボックス実行委員会」の発起人会が日比谷の松本楼にておこなわれた。写真にあるように素晴らしい感性で描かれている立派な作品である。発起人には以前、九州大学の総長をされていた梶山千里さんや各界を代表する方々をはじめ、私たちのOBで歴代理事長でもある河邉先輩、そして歌舞伎役者の中村獅童さんや、昨年の山野委員会で講演をいただいた、湯布院玉の湯の溝口会長も発起人として来られていた。既に溝口会長の玉の湯では、お客様が送られたりする荷物の梱包材に利用されているようだ。また日本郵政の副社長もゲストとして参加されており、一部の主要郵便局で「ゆうパック」向けに発売も開始されてるようで、多方面に渡り広がりを見せているようだ。実行委員会の神崎代表は「宅急便でこのだんだんボックスを世界中に流通させ、優しさのネットワークを広げたい」と熱い想いを持たれている。このダンボール箱の売り上げの10%がデザインを手掛けた障害者に支払われる。福岡フォーラムでもこの「だんだんボックス」を展示するスペースをつくり広く発信したいと思っている。