だんだんボックス
昨日は朝一番から東京へ向かった。だんだんボックスという障害者の方がデザインした、ダンボール箱を販売し、経済的に自立する仕組みをつくっていこうという目的をもった「だんだんボックス実行委員会」の発起人会が日比谷の松本楼にておこなわれた。写真にあるように素晴らしい感性で描かれている立派な作品である。発起人には以前、九州大学の総長をされていた梶山千里さんや各界を代表する方々をはじめ、私たちのOBで歴代理事長でもある河邉先輩、そして歌舞伎役者の中村獅童さんや、昨年の山野委員会で講演をいただいた、湯布院玉の湯の溝口会長も発起人として来られていた。既に溝口会長の玉の湯では、お客様が送られたりする荷物の梱包材に利用されているようだ。また日本郵政の副社長もゲストとして参加されており、一部の主要郵便局で「ゆうパック」向けに発売も開始されてるようで、多方面に渡り広がりを見せているようだ。実行委員会の神崎代表は「宅急便でこのだんだんボックスを世界中に流通させ、優しさのネットワークを広げたい」と熱い想いを持たれている。このダンボール箱の売り上げの10%がデザインを手掛けた障害者に支払われる。福岡フォーラムでもこの「だんだんボックス」を展示するスペースをつくり広く発信したいと思っている。