目的と手段?
昨日はプライベートでお世話になっているN会長、F社長から、理事長就任のお祝いをして頂いた。お二方とは10年来のお付き合いになるが、きっかけは当時、スポーツカーを所有していた際に知り合った関係である。物心がついた時から車が好きでミニカーを集め、当時のスーパーカーブームもあって、小学生の頃から輸入車ショーへ行ったり、自転車で外車ディーラーへ行ってカタログを貰いに行ったりしていた。免許取得後から現在まで、あらゆる車に乗って楽しんだが、30歳を過ぎた位からこれまで抱いていた車への想いが薄らいでいった。今では完全な移動手段としての道具となってしまった。
そんな中、東京の友人が企画している「ラリーニッポン」というクラッシクカーのイベントに2009年に参加した。1970年以前の車を参加対象としたものであり、東京の国立劇場をスタートし、岐阜、白川郷、奈良、そしてゴールの京都までを3日間掛けて世界遺産を中心とした歴史遺産をめぐるものである。そして昨年は第二回もおこなわれたようで、今後も恒例でおこなわれるようだ。戦前に製造されたベントレーやジャガーをはじめ、魅力あるヴィンテージカーを眼にすると、高くて買えないが欲しくてたまらない衝動に駆られた。
少々個人的な趣向に走りすぎたが、このラリーニッポンは地域とともに創り上げられており、その地域の魅力を発信することが目的のひとつでもある。(詳しくはラリーニッポンのホームページ)ツールドFUKUOKAも中洲JAZZも参加する方々の喜びや感動を与える事が目的ではあるが、何がともあれ、その地域が活性化することが何よりも大切であると思う。そのツールが音楽であり、スポーツであり、食であったりするのだと思う。我々の実行力があれば、国内外の大勢の人々が賑わうエンターテイメント事業を生み出す事が可能である。アジア協働推進室とエンターテイメントシティ創造室との連動により、国内外からの誘客と新しき文化のコンテンツの創造で、アジアで最もエンターテイメントな都市になることを目指し、突き進んでいこうではないか。
N会長、F社長お祝いしていただき有難うございました!